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てんてけてん日記

アラフォー独女の徒然日記です

Uターン女子とブラック企業(真面目な話)

Uターン女

 

ここ最近、ニュースで『働き方改革』なる言葉をよく聞く。

 

それは、某大手広告会社の女性社員だった方が、過酷労働を理由に自らの命を絶ってしまったというショッキングな出来事を発端になったのではないか。

 

皆が、現代の日本における働き方に『これっておかしいよね?』と、堂々と疑問を呈するようになった。

 

いや、誰もが元々そう思ってはいたが、身を粉にして働くということが日本人の美徳というか、暗黙の了解として意識の中に根付いていたせいか、「働き方に対して改善を」という風潮にはならなかった。

 

だが、ここにきて先の出来事を発端に、国がこれまでの働き方を変えようという方針を示し始めた。

 

 

これは大きい。

 

 

下々の人間は、どんなにおかしいと思っても結局、上の人間に従うしかない。

しかし、国が動いてくれるとなれば、その上の人間も否が応でも国の決めたことに従うしかない。

 

 

 私はUターンしてきて、地元のとある企業で働き始めたのだが、一言で言うと、そこは、

 

 

ブラック企業だった。

 

 

出勤初日から、「なんかおかしくね?」と違和感を覚えたのだった。

 

まず、そこでは東京でやっていた事務作業とは全くことなる内容の仕事をやることになった。

 

法律的な知識も要する業務だったが、引継ぎは1日ほどで終了し、その業務を1人でこなすこととなった。

 

それは別にいい。

 

仕事の内容が違うだけで、これまでだってやってきたことだ。

 

引継ぎを受けつつ、決裁書類を作成し提出した。

 

すると前任者と共に、上司に呼びつけられる。

 

 

上司『資料は読んだのか?!』

 

 

私『いえ、すみません。まだ読めていません。』

 

 

上司『なぜ?!』

 

 

私『時間がなくて・・・。申し訳ありません。』

 

 

まだ入って間もなく、引継ぎを受けている最中で資料を読めていなかった。しかし、それは理由として許されるものではなかった。

 

てな感じで、理不尽と思われることはその後も延々と続いていくのだった。

 

ただ、自分で言うのも何だが、要領のいい私は早々に仕事のコツを掴み、他の社員のように叱責を受けることはほとんどなくなった。それでも何かと書類に対して「この言い回しは良くない。この漢字に書き替えろ。」などと難癖をつけられたり、理解し難いことを多々言われた。

 

たまに、この人は上司面したいが為に、こんなことを言っているのだろうか?と疑問に思ったりもした。

 

上司の理解し難い難癖で多々時間を取られつつ、それでも仕事を着々とこなすと、新たな業務をどんどん押し付けられるという負のスパイラルにも陥り、朝早くから出社して夜遅くに帰宅することを余儀なくされた。もちろん休日も、サービス出社するなんてことも。

 

煩雑な作業に加え、資料ファイルやパソコンのフォルダもぐちゃぐちゃで、たまに作業をしていると前任者に対して恨めしくも思ったが、恐らく彼らもそれらを整理整頓する暇もないくらい、業務に追われていたのだろうと考えると、腹を立てる気すら失せた。

 

また、予算の関係のせいか?人員不足だったのだが、それも過労働の原因になっていたのだろう。

 

たまに残業関連のyahooニュースなどに対してのコメントを読んでいると、「本人の能力不足だ」とか、「仕事の進め方が悪い」とか、否定的なコメントもあるが、全てが全てそういう理由であるわけがない。

 

このブラック企業に勤めて、身をもって知った。

 

どんなに頑張っても、自身の直属上司がおかしな人間であったりして、周りの環境が要因となって、著しく作業効率が悪くなってしまう職場があるのも事実なのだ。

 

あるとき、働き方改革の件に関連して本部の監査が入り、残業に対して色々と口を出されることが多くなった。私の働いていた支部では、実は残業申請の上限時間を定めていて、超えた時間に対しては一銭も残業代が払われなかったのだが、そこに対し指導を受けたのだった。

 

すると上司(直属上司2名)は、上限時間を超えた分の残業代を支払うということではなく、上限時間を超える残業を禁止した。しかし、業務量は減っていないのに、強制的に帰らされるものだから仕事が終わらない。

 

 

ここでまた負のスパイラル発生。

 

 

残った仕事を家に持ち帰ったり、休日にこっそり出社したりして対応することになる。

 

 

・・・・。

 

 

はい、もう無理です。

 

 

退職願を提出した1か月後、私はそこの職場を去った。

 

一時は業務改善について伺いを立てたりしたのだが、聞き入れてはもらえず、拷問にも近い引き留めにもあったが、「このままでは身が持たない・・・。」と身の危険を感じ辞職することにした。

 

今は転職して、優しい人たちに囲まれ自分のペースで平和に仕事をしている(笑)

 

田舎というと、のんびりイメージだったので、今回のようなハードな職場には驚かされたが、スパルタ職場で約1年という短期間に、為になる知識とスキルを身に着けることが出来たのはラッキーだったと良い方向に考えるようにしている。

 

それくらいしか、自分を慰める術がない。

 

 

本当に疲れた。

 

 

お疲れさん、自分!!

 

 

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